麻酔と抜歯
歯に関する麻酔は、全身麻酔と局所麻酔の2種類があります。抜歯のときには、局所麻酔のうちでも、治療する範囲だけを麻酔する方法を採ります。このような場合は、少量の麻酔を注射するだけですから、麻酔によるさまざまな影響はほとんど心配ありません。
細い注射をさすと、10分程度で患部に麻酔が行き渡ります。触ってもほとんど感覚がないような感じになったら、治療を開始します。この麻酔により、よほど神経に近づかない限り痛みを感じることはありません。また、治療が終わってから1時間ぐらいで麻酔が消えるように計算されていますので、治療を受けたあとの日常生活もほとんど普段を変わりなく送ることができます。
このように近年の麻酔はかなり進化していますが、それでも注射は受けたくないという方は、麻酔効果のあるジェルを塗るという方法があります。これだと麻酔針が入る痛みも感じることがありませんので、より安心して受けることができるようになっています。
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